かし保証保険とは?

 既 存 住 宅 か し 保 証 保 険

 ・2009年より住宅かし担保履行法が施行され、新築住宅の確実な瑕疵(欠陥)に対する保証の
  サポートを行うために、住宅かし保険がスタートしました。その後2010年より、中古住宅の
  瑕疵対応への不安を取り除くために既存住宅かし保証保険の取り扱いが始まりました。

 ◆専門の建築士による検査に適合し瑕疵保険に加入した住宅は、中古住宅を購入しようとお考えの方にとって、
  一定水準以上の安心が確認された住宅の取得をお約束できます。
  しかしながら、売主様のご理解とご協力、初回検査に不適合の場合の補修費用・工事期間(居住中の場合)、
  検査事業者は検査のみならず保険期間内の保証や事故対応の体制づくりなど、クリアーせねばならない課題も
  増えることになり、まだまだ普及途中にあるようです。

 「隠 れ た 瑕 疵」?

 ◎瑕疵(かし) 通常あるべきはずの品質や性能がないこと ≒ 欠陥

 ◎「隠れた瑕疵とは?

  買主様が、住宅のお引渡し日までに
  「誰からも教えてもらえず、自分でもチェックしたのに発見できなかった瑕疵ということになります。

  ※この「隠れた」というワードが新築住宅かし保険と違う部分でもあり、瑕疵担保責任を問う場合に重要になってきます。


 ◎既存住宅かし保証保険で対象となる「隠れた瑕疵」の部分は下図のとおりです。

      イラスト:国土交通省 住宅局住宅生産課、まんがでわかる「住宅かし担保履行法」より



 ●かし保証保険でのお支払い 〖 事故発生 〗

  買主様が「知らなかった欠陥」によって
  構造部分が、各部を支えきれていない場合防水部分が、雨水を防ぎきれていない場合
  その損害が補償されます。
  具体的には建物の一部または全部が傾いた室内に雨漏りしたなどの場合に支払われます。
  例えば壁紙がめくれた、塗装が剥げた、軒どいが落ちた、劣化が進行してきた等は支払われません。



 万 が 一 の 事 故

事故が発生した場合の、おおまかな保険対応です。

 ●室内に雨漏りした
   原因が防水部分の瑕疵だった場合 ⇒ かし保証保険で補償できます。
   原因が台風による破損だった場合 ⇒ かし保証保険では補償できず、火災保険での補償が可能。
   原因が経年劣化だった場合    ⇒ かし保証保険・火災保険での補償はできません。

 ●建物の一部または全部が傾いた
   原因が構造部分の瑕疵だった場合 ⇒ かし保証保険で補償できます。
   原因が地震・津波だった場合   ⇒ かし保証保険では補償できず、地震保険での補償が可能。
   原因が台風・衝突・水災の場合  ⇒ かし保証保険では補償できず、火災保険での補償が可能。
   原因が地盤沈下による場合    ⇒ 地盤は建物の構造部分ではありませんので瑕疵保険での保証部分ではない
                     ことになります。しかし調査のうえ「基礎の瑕疵」に該当する場合も有り。
                     火災保険では補償不可。


 か し 保 証 保 険 と 火 災 保 険

 ●既存住宅かし保証保険(隠れた瑕疵による損害を補償)
  ①構   造:構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たさない場合、その損害に対してお支払い。
  ②雨 漏 り:雨水の浸入を防止する部分が防水性能を満たさない場合、その損害に対してお支払い。
  ③給排水管路:給排水管路が通常有すべき性能または機能を満たさない場合、その損害に対してお支払い。(特約)

  ※洪水、台風、暴風雨、竜巻、豪雨、地震、噴火、津波、火災、落雷、爆発、土地の沈下、シロアリ、自然劣化、
   外来の事由などにより生じた損害に対しては支払われません。

 ●一般的な火災保険(おもに火災や自然災害などによる損害を補償)
   火災、落雷、破裂、爆発、衝突、給排水事故、風災、雪災、盗難、水災(洪水) などによる損害に対してお支払い。
   ※補償の種類・範囲は、特約などにより各社様々に選択できるようになっております。家財も加入可。

 ●地震保険(地震による損害を補償)
   火災保険とセットで契約するものであり、地震、噴火、津波、地震での火災 などによる損害に対してお支払い。
   構造上重要な部分の損傷にて判定を行い、損害の程度が「一部損」以上の場合に支払われます。家財も加入可。

 ◎上記のように、お支払いできる内容が分かれておりますので、ご加入には総合的な検討も必要です。